短期的欲求と長期的欲求について

昨日の続きで、勉強に対する姿勢の話をさせていただこうと思います。

学力を上げるということは、「とても簡単」です。

勉強が出来るようになるには、

理解→反復→定着=学力向上

という、単純明快な方程式で表すことが出来ます。

そうであれば、何故こんなにも多くの中高生が学力向上に難を抱えているかは、大人がダイエットを失敗するような例に、似ています。

ダイエットは

運動+食事制限=ダイエット成功

という、シンプルな方程式で表すことが出来ます。

この図式を妨げているものは何かというと、「短期的欲求」です。

今勉強ではなくて、ゲームがしたい、友達と遊びたい、テレビが見たい などが短期的な欲求です。

それに対して、2ヶ月後の期末試験で良い点が取りたい、自分の夢を叶えたい(そのために努力を惜しまないなど)というのは 長期的な欲求です。

多くの人が、

長期的な欲求<短期的な欲求

という図式になってしまうため、学力の向上が遅くなります。

これに対する解決策は二つあります。

① 短期的欲求を満たせない状態を作る
→ スマホを触ってしまう人は、スマホを使えない状態にするなど、物理的に短期的欲求が満たせない状態を作ることで、長期的欲求に目が行きやすくなります。

② 勉強の中で楽しみを見つける

→ 人は誰しも知的好奇心があり、新たなことを知ると楽しいと感じます。どの教科にも、新たな発見や気づきがあります。自らの知的好奇心を満たす手段だと認識することで、勉強を、楽しめるかも知れません。

上記、お時間がある際に、ご家庭で是非ご確認をしてみてください。

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