国語の力は、すべての教科を伸ばしていくことに於いて基礎中の基礎となります。国語力、すなわち読解力や論理的思考力があれば、数学や英語など、様々な教科に派生して良い影響を与えます。
まず国語力とはなんでしょうか?ここでは
①読解力
②論理性
③想像力
の3領域に定義します。
それでは、この3領域を伸ばしていく方法や、伸ばしたことで得られるものについて書いていきます。
- 読解力とは、書いてあることや言われたことを理解する力です。読解力を伸ばすために大切なことは、「考える」ことです。時折、本を読んでもなかなか読解力が上がらないといった声を保護者様や生徒からいただきますが、読解力を上げるには、ただ読むだけでなく、インプットされた情報を「考える」ことが大切です。理解でいないことを飛ばし読みするのではなく、一つ一つ、丁寧にインプットするということが大切になってきます。
- 論理性ですが、元ごとを道筋を立てて考えられる能力です。論理的でないということは、例えば小論文で、与えられたテーマと違うことを書いていることや、記述問題で求められている答えと斜め右のことを書いてしまっているようなことです。論理性が高ければ、国語以外でも英作文や、社会の記述問題なども道筋を立てて文章を構築することができます。
- 想像力とは、書いてあることをビジュアルにイメージできたり、知識の紐づけができる能力です。国語でいうと物語文を読んで、実際にその情景がイメージできたり、感情移入をする能力のことをさしています。歴史教科でも、どのようなプロセスでその物事が起こったのかを想像し、考えることができます。塾生たちにもよくいっていますが、英語の文章などでも、写すだけの無機質なものではなくきちんと情景を想像しながら学習を行いなさい、といっています。暗記勉強だとしても想像力を働かせて学習することが大切です。
→ 哲学対話・作文問題・文章読解などを通してたの能力を養います。
普段から、上記の3領域を自学でも意識すると、国語力アップにつながります!ぜひ意識してみてください。