テスト直前に焦らせない!家庭でできる声かけと環境づくり|高木塾 吹田東校
高木塾 吹田東校|保護者向け|定期テスト
皆さんこんにちは!高木塾 吹田東校です。テストが近づくと、お子さまの勉強量や提出物が気になり、「もっとやらなくて大丈夫?」「まだ終わっていないの?」と声をかけたくなることもありますよね。
保護者の方が焦るのは、お子さまに困ってほしくないからです。ただし、テスト直前に不安を強く伝えると、本人は勉強内容より「怒られないこと」を優先し、答えを写す、簡単な問題だけを続けるといった行動になる場合があります。
直前期は、残っている課題を小さくして見える形にすることが大切です。すべてを完璧にしようとせず、点数につながる内容を選び、睡眠や机の環境も一緒に整えましょう。
まず、残っていることを三つに分ける
「勉強が終わっていない」と感じるときは、何が残っているかを具体的にします。提出物、解き直し、暗記の三つへ分けると、優先順位をつけやすくなります。
- 提出物:期限までに出す必要があるもの
- 解き直し:一度間違えた問題、解説を見た問題
- 暗記:英単語、漢字、理科・社会の重要語句
紙へ書き出したら、今日中に必要なものへ印を付けます。「全部終わらせる」ではなく、「今夜は提出物を完成させ、数学の×を3問だけ解く」のように、終わりが分かる形へ変えましょう。
声かけ1|今日終えるものを一つ選んでもらう
「全部やりなさい」と言われても、何から始めるか決められないことがあります。二つ程度の選択肢を示し、本人に最初の一つを選んでもらいます。
「英語の提出物と数学の解き直し、どちらから始める?」「30分で終えるなら、どこまでにする?」のように、教科と量を具体的にします。
教材を出す、残りページを数える、解き直す問題へ印を付けるなど、勉強そのものより前の行動を一つ決めると始めやすくなります。
声かけ2|「どこまで分かる?」と聞く
分からない問題で長く止まっているときは、答えを急いで教える前に、どこまで理解できているかを確認します。問題文の意味は分かるのか、使う公式が分からないのか、計算途中で止まったのかを分けましょう。
途中式や考えた跡を残し、質問したい問題へ印を付ければ、すべてをその場で解決できなくても学習を続けられます。翌日に学校や塾で聞く内容も明確になります。
声かけ3|終わった量より、選んだ行動を認める
直前期は、できていない部分ばかりに目が向きます。しかし、「自分で始める教科を選んだ」「分からない問題に印を付けた」「決めた時刻に切り上げた」といった行動も、次の学習につながります。
「全部終わってえらい」だけでなく、「優先する問題を選べたね」と具体的に伝えると、本人も次に何をすればよいか理解しやすくなります。
前日の家庭で整えたい三つの環境
机の上は、今使う一教科だけにする
複数の教材が見えると、残っている量が気になって集中しにくくなります。今取り組む教材と筆記用具だけを置き、終わったら次の教科へ入れ替えます。
スマートフォンや動画は、時間を決めて離す
禁止するだけでなく、「30分だけ別の部屋へ置く」「一つ終わったら10分見る」など、使わない時間を具体的に決めます。
寝る時刻を先に決める
睡眠時間を削ると、翌日の集中や記憶に影響します。終わっていない内容があっても、朝に確認する範囲を決めて切り上げましょう。持ち物と時間割も夜のうちに準備します。
避けたい声かけと置き換え例
- 「まだ終わっていないの?」→「残っている中で、今日必要なのはどれ?」
- 「もっと勉強しなさい」→「次の30分で終えるものを一つ選ぼう」
- 「この点数では困るよ」→「今回、特に不安な教科はどれ?」
- 「早く寝なさい」→「何時に切り上げれば明日の睡眠を確保できる?」
言葉を変えるだけですべてが解決するわけではありません。ただし、確認や評価ではなく、次の行動を一緒に決める質問へ変えることで、会話が続きやすくなります。
「今日終えたいものを一つ選ぶなら、どれにする?」と聞き、本人が選んだ後は、決めた時間まで少し見守ってみましょう。止まっていたら「何が分からない?」ではなく、「どこまでは進んだ?」から確認します。
テスト後の振り返りまでが次の準備です
テストが終わったら、点数だけでなく、今回の準備で間に合わなかったことを確認します。提出物の開始時期、解き直しの回数、暗記に使った日数などを振り返ると、次のテストで改善する行動が見えます。
ご家庭だけで抱え込まない学習へ
高木塾 吹田東校では、テスト範囲、ワークの進み具合、現在の理解度を確認し、お子さまが焦りすぎずに取り組める優先順位を一緒に整理します。保護者の方が毎日進捗を確認し続けなくてもよいよう、計画と質問できる環境の両方を整えます。