皆さんこんにちは!高木塾 吹田東校です。宿題の途中で通知を見て、そのままメッセージのやり取りが続く。保護者の方が注意すると、「今、調べものをしていた」と言い合いになる。スマホと勉強の両立は、ご家庭でも悩みやすいテーマです。
使うか使わないかだけで決めようとすると、連絡や学習で必要な場面まで含めて話が広がってしまいます。まずは勉強している一つの時間帯に絞り、スマホをどこへ置き、いつ確認するかを相談してみませんか。
注意する前に、何に使っているか聞く
同じスマホでも、友達への連絡、授業の動画、辞書、ゲームでは使い方が違います。「スマホばかり見ている」とまとめず、勉強中に開く理由を本人へ聞いてみましょう。必要な利用と、つい続いてしまう利用を分けるところから始めます。
例えば、英単語の発音を確認した後で、そのまま別の動画を見る場合は、学習のために開いた後の区切りが曖昧になっています。使い始める前に「発音を二つ確認したら戻す」と終わりを決めておくと、何を済ませればよいかが明確です。
話し合いは、使いすぎを注意した直後ではなく、落ち着いて話せる時間を選びます。「どうして守れないの?」と問い詰めるより、「どの時間なら離しておけそう?」と、次にできる行動を一緒に考えます。
置き場所は、親子で一つ選ぶ
机の上に置くと、通知や画面の明かりが気になる人もいます。その場合は、勉強している間だけリビングの棚や決めたかごへ置く方法があります。別の部屋が難しければ、机から手を伸ばしても届かない場所など、ご家庭で無理なく続けられる位置を選びます。
本人の合意なく隠したり、毎回違う場所へ動かしたりすると、置き場所の問題が親子の不信感につながることがあります。どこに置くか、いつ手元へ戻すかを、始める前に共有しておきましょう。
家族から急ぎの連絡が必要な場合は、その受け方も決めます。必要な着信は受けられるようにするなど、生活に合った例外が必要です。スマホを離すこと自体が目的にならないようにしてください。
・夕食後の最初の20分は、スマホをリビングの棚へ置く。
・数学の宿題に一区切りついたら、連絡を確認する。
・急ぎの家族連絡は受けてよい。
時間は一例です。本人の課題と生活に合わせて短く試します。
学習で使うときは、目的と終わりをセットに
調べものや学校指定の学習サービスなど、スマホが必要なこともあります。そのときは「今から何を調べるか」を一言確認し、目的の作業が終わったら元の場所へ戻す流れにします。すべての利用を同じ扱いにしないことがポイントです。
辞書を引くたびに気がそれるなら、分からない言葉を二つほどメモしてまとめて調べる、紙の辞書を使う、といった方法もあります。ただし、言葉の意味が分からないまま先へ進めない問題では、その場で確認して構いません。
スマホのタイマーがきっかけで別の画面を見てしまう場合は、時計やキッチンタイマーを使う選択肢もあります。新しい道具を買う前に、家にあるもので試せるか考えてみましょう。
一週間試して、守りにくかった点を直す
最初から完璧なルールを作るのは難しいものです。まず一週間だけ試し、「予定していた課題に取りかかれたか」「何度もスマホを取りに行ったか」「連絡で困ることはなかったか」を短く振り返ります。
約束を守れなかった日は、すぐに制限を増やすのではなく、理由を一つ確認します。時間が長すぎたなら区切りを短くする、学校の連絡確認が必要だったなら確認時刻を変えるなど、具体的に調整します。
保護者の方も、本人と話している間はスマホを置くなど、同じ時間帯にできる行動を決めると話し合いやすくなります。利用時間の数字だけでなく、勉強と休憩を自分で切り替えられたかにも目を向けましょう。
続けられる距離感を見つけよう
スマホを置いただけで、すぐ長時間集中できるとは限りません。課題が難しすぎたり、何をすればよいか分からなかったりする場合もあります。環境を整えることと、取り組む課題を小さくすることを、両方から見直してみましょう。
高木塾 吹田東校へ家庭学習をご相談いただく際は、普段の勉強時間や、ご家庭で困っている場面もお聞かせください。本人が取り組みやすい一日の流れを、一緒に考えていきましょう。